第2回給与計算ソフトについて(1)
ネットを利用した当事務所への給与額を連絡する方法
今回から2回にわたり給与計算ソフトについて紹介します。今回は、労働保険料や社会保険料の計算を行うためには、賃金の支給額等の資料が必要となります。毎月必要となる賃金の支払報告を安心して作成していただくために当事務所で利用しているアプリケーションで入力することにより作成したデータは、セキュリティーの高いIDC内のサーバーに保存されるため、会社が震災などの天災事変に被災した場合の機密データの保護や、パソコンの紛失等による会社内の機密データの社外流失によるリスクを回避策を講じながら、賃金計算を行ったり賃金報告等の資料を作成することが出来ます。
現在、使用している給与計算ソフトを利用して給与計算を行っている場合であっても、このアプリケーションの利用より享受することができるメリットと、利用の際に実務を担当する方の負担を出来るだけ軽減できる工夫を中心に紹介したいと思います。
用途に応じて使い分けできるデータ入力方法
給与計算を給与計算ソフトを利用して行っている場合でも、このシステムにデータを入力するメリットは次のものがああります。・パソコンの盗難等による機密データの社外流失の防止対策
・震災などの天災事変からの機密データの保護
・事務担当者の長期休職や退職等による事務処理能力のカバー
これらのメリットを最大限に活用していただくためにも、給与データの入力はには、例えば基本給などの固定項目や保険料などの計算項目を入力する場合は、「給与データ個別入力」機能を、そして給与体系や所属部署単位に一括して処理する場合は、「給与データ一括入力」機能を利用すると効率よく作業できるといった具合に、利用する用途によって入力方法が変更できるので、例え現在利用している給与計算ソフトを利用していたとしても、多くの会社で、これらのメリットを享受していただけるよう事務を行っている方の負担を軽減するための工夫がされています。
さらに、このアプリケーションを利用している場合には、給与計算事務を会社内にて担当している方が、出産・育児・介護による休暇や私傷病による長期休職、退職等を原因として、会社の事務処理能力の低下が発生した場合にも、当事務所が会社からの相談によりより良い解決方法を提案しサポートいたします。
入力方法 | 概 要 |
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一括入力 | 部署や給与体系別に勤怠情報などをまとめて入力する場合 所属部署または給与体系別に勤怠情報や変動データをまとめて入力し、対象社員の給与計算を一括して処理します。入力可能な項目は勤怠項目と変動項目に限られます。 |
個別入力 | 勤怠データなどを社員個別に入力し給与計算を行う場合 給与計算に必要な情報を事前に登録した後、勤怠データ、変動データおよびその他のデータを社員個別に入力し給与支給に伴う支給金額や控除金額などの給与計算を行います。 |
EXCEL | EXCELシートに記入されたデータの読み取りができます WEBアプリケーションシステムでは、本システムから作成したExcelシートの場合、記入された給与連絡表データをスムーズに読み取り給与計算処理を実行できます。 |
市販されている給与計算ソフトで作成したデータの読み取りも可能
主要大手ソフト会社から販売されている給与計算ソフトで作成されたデータを読み取ることが出来ます。詳しくは当事務所までお問い合わせください。アプリケーションの特徴とまとめ
当事務所への賃金額の報告や給与計算事務は、『ネットde賃金』というアプリケーションを利用することになります。アプリケーション名 | 概 要 |
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『ネットde賃金』 | 当事務所への賃金額の報告や給与計算事務を目的とします。 ・勤怠入力で支給明細、賞与、年末調整などの業務ができるアプリケーション ・WEBアプリケーションなので法律改正などが速やかに反映 ・『ネットde明細』との連動で支払明細書を従業員各人のパソコンや携帯に配信 ・『ネットde就業』との連動でタイムカードの集計なし給与計算が可能 ・データはセキュリティーの高いIDC内のサーバーに保存 ・社会保険料などの確認は当事務所が担当 ・支給項目や控除項目は最大で99項目まで設定可能 ・支給項目や控除項目の計算式も自由に設定可能 ・同一事業所内での複数の締日・支払日にも対応可能 ・IDパスワードによる権限のある方がご利用いただけます。 |
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