Q退職後でも傷病手当金はもらえるのか?

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初めましての方もいつもお世話になっている方もこんにちは。

上田経営管理事務所スタッフブログ担当の川村です。

今回のブログはちょっとした疑問についてお答えしようと思います。

 

さて今回の疑問は・・・・・・

Q「退職後でも傷病手当金はもらえるのか?」

例えばこんな、もしものケースがある場合・・・・・・
従業員が休日中の交通事故で、3か月ほど休職している。
私傷病での休職なので協会けんぽから傷病手当金を受給中
本日、本人から退職したいと申出があったが、
退職後も傷病手当金はもらえるのか?

A「条件を満たしていれば、退職後も傷病手当金をもらうことは可能」

 以下の①~④すべての条件を満たしていれば
退職後(=社会保険資格喪失後)も傷病手当を継続受給できます。

条件とは・・・・・・

①退職日当日まで継続して1年以上、健康保険に入っていること

②在職中に傷病手当金を受給しているもしくは受給可能な状態にあること

③傷病手当金の支給開始から暦日で1年6か月以内であること

④在職中、退職日、退職後の全てにおいて働けない状態(=労務不能状態)が続いていること

 

 

条件を満たすための注意点

1、任意継続での被保険者期間及び共済組合の組合期間は①の健康保険加入期間に含まれません

2、②の「受給可能な状態」とは、休職期間中も給料が支払われていることによって傷病手当金を受給できないなど申請すれば傷病手当金を受けられる状態のことです

3、在職中に連続3日間、傷病によって働けず、会社を休んでいる事実があることも必要です

4、退職日当日に出勤した場合は労務不能と認められないケースもあるので注意が必要です

 

 

病気や怪我などで働けない時はどなたにでもおとずれる可能性があります。
今回のようなちょっとした制度を知っておくと、いざという時に安心できるかもしれません。
おけがやご病気などがないことが一番安心ではありますが
顧問先の皆様が万が一お困りになったときは弊所までご連絡下さい。

治療することはできませんが、
ご本人様に対してどんな補償が受けられるか
一緒に考えていきましょう。
よろしくお願いいたします。

28.04.20   上田経営管理事務所   川村

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